Eva Beyer工房から。

今回、こちらの「おもちゃ売り」さんに惹かれました。
なんと言っても木目を生かした色付け。その色の素敵なこと。
2022年初めての仲間入りです。

長いコートで防寒、かっこいいキャップもよくお似合いです。
トレーには積み木のセット、帽子に鳥の羽がついたガラガラ人形、ハンペルマン、
馬のプルトイ、、、、そして縄跳び！！

お香を立てるパーツもとても丁寧な仕事が施されています。
きっちりと閉まるようにメタルが身体側と台座側に。
他の煙だし人形はパンツの上で状態が外れるようになっていますが、
こちらは長いコートの身体部が足首から外れるようになっているので、しっかりと
倒れにくくされているのでしょうか？
そして受けのベースにゴールドのラインもとても重厚感を醸し出している気がします。

寒さでほっぺは真っ赤です。パイプを燻らせて寒さを紛らわせておられるように見えます。

ｻｲｽﾞ：22cmH

ドイツ
Eva Beyer工房製

Eva Beyer工房
Evaさんは実のお父様、Manfred Breissler(Richard Glaesser工房でデザイナーとして長年働いていた）氏から数多くのデザインや技法を学び、特にプロポーション理論を。そして自宅の工房で彼女と一緒にフィギュアなど制作を試していたそうです。

そして結婚されてBeyer家に。
お義父様のJuergen Beyer氏は1989年に
ソファに寝っ転がったお髭の退職者が年金通知を読んでいる煙だし人形。
（最後の画像です。協同組合100周年記念の本から画像をいただきました）
当時の時代の兆しを認識した作品は工房の発展、成功に導いたようです。

職人として育ったEvaさん。ご主人と一緒に独立、そしてこれは今も作り続けられています。
プロポーション理論を学ばれただけあってでしょうか。。。女性の煙だし人形をたくさん作られています。
特に女医さん、看護師さん、助産婦さん、消防士さんなどが目を引く作品です。
お取り寄せ、お申し付けくださいませ。