ライトエンジェルと鉱夫
陽の光を殆ど見ることができない炭鉱で鉱石を掘り出す仕事、それは命がけの大変危険。そして、地下トンネルの暗黒の中では、それはそれは光をに対しての気持ちは誰よりも深く大きかったことと思います。鉱道に入るたびに「無事に上に上がって日の光を見る！」と。
天使さまは危険なこの仕事をする鉱夫を天国から守ることを象徴しているとのことです。エルツ地方では17世紀、教会の祭壇に錫製の鉱夫の形の燭台があったそうです。鉱山で鉱石を見つけて彫り出す鉱夫は当時誇り高く王様から階級がわかるようなユニフォームが支給されていたようです。神に守りを祈る。。。。
また、この地方では男の子が生まれると鉱夫、女の子が生まれると天使を窓辺に飾ったとのことです。 街灯の無い時代から真っ暗な夜に各家庭の窓にろうそくの灯がどんなに温もりと安心を与えたことでしょう。
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